前回の記事でオンラインゲームを支える技術を購入したという話を書いたのだが、これを今読み進めている。その中でも今第四章「[実践]C/S MMOゲーム開発」を読んでるところなのだけど、これがめちゃくちゃ面白い。
企画からシステム設計してインフラリソース見積もりをして、というところから話をしてくれていて、オンラインゲーム開発の技術者ってこういう風に考えているんだというのが分かるようになっている。
あとバックエンドでどういう構成のサーバが必要で、みたいなところも架空のMMOゲームの開発をするストーリーで説明されている。
サーバのボトルネックを回避するためにインスタンス分けをして、みたいな話もFF14を遊んでる中で経験したのですごい実感をもって興味深く読めている。
プロジェクトの進め方の原則の話もゲーム開発特有でめちゃめちゃ面白い。
これ、私が社会人始める前の2011年に出版された本なんですよね…。
きっとエンジニア人生1年目の頃の私が読んでもこの面白さを十分に理解できなかったと思うんですが、そこそこエンジニア経験積んで、さらにFF14に出会ってMNOの事情をユーザ視点からある程度分かるようになった今、本当に面白く読ませてもらってる。
とんでもない神書に出会ってしまったかもしれない。